こんにちは。
ソフィアプロモーションの大牧(おおまき)です。

今日11月26日は... 11いい 26ふろ ...そう!

『いい風呂の日』です。

朝晩の冷え込みも増し、お風呂が恋しい季節となりましたね!
寒さと疲れを癒すにはお風呂にゆっくりつかるのが一番!

風呂

そんな憩いのひと時にも実は危険が潜んでいるんです...
その名も『ヒートショック』

冬になるとニュースでも耳にするワードですよね!
なんとなく高齢者が注意するものというイメージですが、若いからって油断してはいけません。子どもや若い人でも起こりえる怖い現象なんです。

『ヒートショック』とは?
急激な温度変化により血圧が急上昇、急降下して起こる現象のことです。
暖房の効いた部屋から、浴室・脱衣所・トイレなどの暖房がない場所への移動、つまり温度変化の激しいところを移動すると、体が温度変化にさらされ血圧が急変します。最悪の場合脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な疾患につながる危険性があるんです。


暖かい部屋から寒い廊下などに出た時、「ゾクッ」っと震えた事、ありますよね。実はそれも『ヒートショック』です。
また、身体が冷えたままお風呂に入って手足がビリビリっと感じた事、ありませんか?それも実は体が発する危険サインのひとつです。


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こんな身近にある『ヒートショック』ですが、しっかりポイントをおさえれば、お風呂をより楽しむことができます!


1.脱衣所や浴室は暖かく!湯温は41℃以下!
脱衣所や浴室は、暖房で暖かくしたほうが血圧の変動は少ないといわれています。暖房がない場合は、浴室を開けてシャワーから浴槽にお湯をはったり、浴槽のふたを開けておいたりすると寒暖差がなくなります。また、お湯の温度は41℃以下にしましょう。

2.入浴時は、家族にひと声かけよう!
入浴は家族がいるときや冷え込まない日中にしましょう。入浴時は家族にひと声かけて、とくに高齢な方に対しては、5分おきに様子を見てあげましょう。「意識を失って水を吸い込んだら、5分が生死の分かれ目です。

3.飲酒後の入浴は控える!
飲酒をすると血圧が下がります。入浴中も血管が拡張して血圧が下がります。飲酒後の入浴は、血圧が二重に下がりやすく危険な状態です。飲酒後の入浴は、控えるようにしましょう。

4.「温まったのでよし、もう出よう!」と勢いよくザッパーっと立ち上がるNG!
お湯から立ち上がると、血圧が急に下がるので危険です。湯船の縁や壁に手をついて体を支えながら、ゆっくり立ち上がって下さい。お風呂から上がる時、くらっと立ちくらみを経験した人も多いかと思いますが、それ「のぼせた」だけではありません。

5.お風呂の前後には、ミネラル入りの水分補給!
お風呂に入ると汗をかき、500mlくらいの水分を失うといわれています。そこでお風呂に入る前後で、500~600mlほどの水分を摂ることが大切。また、発汗により失われるミネラル分を補給するため、ミネラルの含まれた飲み物を選ぶことをおすすめします。ミネラル入りのドリンクとしては、麦茶やスポーツドリンクなどがあるが、その中でもとくにおすすめしているのが『麦茶』。入浴は就寝前であることが多いため、カフェインを含まない麦茶は、就寝前の飲料としても適しています。麦茶は夏場に飲むイメージが強いですが、冬時期でも大切な働きをしてくれる飲み物なんです!


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寒くなるこの時期、シャワーでは味わえない冬のお風呂はこれ以上ない憩いの場。お湯に包まれてぬくぬく温まる幸福感は、他では味わえません。ヒートショックの対策は簡単!だからしっかり対策を練りお風呂を楽しみましょう!

ソフィアプロモーションはこれからも、『食』『健康』の情報を発信していきます!