こんにちは。

ソフィアプロモーションです。

弊社では保育園・幼稚園など幼児教育の現場での食育普及に力を注いでおります。

厚生労働省は、食育を通じて子どもに期待する育ちの姿として次の「5つの子ども像」を掲げています。

1.お腹がすくリズムのもてる子ども
2.食べたいもの、好きなものが増える子ども
3.一緒に食べたい人がいる子ども
4.食事づくり、準備にかかわる子ども
5.食べものを話題にする子ども


この子ども像は、保育園を想定して作成されたものですが、基本的な食育の考え方は幼稚園でも変わりません。多くの園では、こうした子ども像に基づいてさまざまな食育活動を展開しています。

弊社では幼児教育での食育は子どもの人間性を育むために欠かせない教育プログラムであると考えております。

ご存知の通り、2020年教育改革ではこれまでの知識習得だけの学習から、主体性が要求される教育内容に大きく変わりました。その中で、幼児教育の現場で主体性を養うために食育は欠かせません。

先日、社会福祉法人星槎グループ様の保育士60名向けに幼児教育における食育講演をおこないました。
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当日参加された保育士さんの園はこちら。

野川南台保育園
青葉台保育園
ティンクル上野川保育園
ティンクルくぬぎ坂保育園
ティンクル瀬谷保育園


社会福祉法人星槎グループでは、一人ひとりのこどもの成長・発達を大切にしながら、集団生活を通じて、さまざまな活動に積極的にチャレンジ。異年齢のこどもたちが、いろいろな人と関わる中で、心身ともに調和のとれたこどもの育成に勤めています。また、星槎の3つの約束「人を認める・人を排除しない・仲間を作る」ということを日頃の活動から伝えています。

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研修では保育現場での食育の考え方、子どもたちへの実践方法に加えて、現場で困っている事の質疑応答などおこないました。

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講義中は熱心にレジュメに書き込みを行ない、講演後もたくさんの方が相談に来ていただき、改めて現場で働いている保育士さんが食育活動に力を入れていらっしゃることを実感しました。

また、先日は100年以上前から食育活動を実践している神戸の帝塚山学院幼稚園に取材に行ってきました。

帝塚山学院は大正6年に設立。幼稚園では伝統として「挨拶」「けじめ」「思いやり」を受け継ぎながらも、革新的な保育活動を展開しています。

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取材当日は、幼稚園全体でクッキングがおこなわれていました。作る・食べるを通して主体性を養うだけではなく、菜園の野菜の成長する高さ・長さなどから数字の感覚を身につけ、論理的な思考で数字を考える力も養っているのも非常に印象的でした。

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取材記事は来週以降に食めぐで公開させていただきますのでお楽しみにどうぞ!

今後ますます食育が、子どもにとって重要になることは明白です。幼稚園・保育園という教育現場でも、食についての意識を高め、今までこうだったからという既成の概念に縛られることなく、生き生きしい感性で日々の保育にあたることが、食育の視点から見たときには重要になります。

これからもソフィアではその現場の力として、保育士養成学校・保育園・幼稚園の教育機関と連携しながら、幼児教育の現場でも食育を推進して参ります。

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